特 集: 宮沢トシ没後百年
編 集: 岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター
単行本: 334ページ ソフトカバー A5版
出版社: 杜陵高速印刷出版部
ISBN: 978-4-88781-149-2
発行日: 2024/09/21
定 価: 2300円+税
【目次】
《巻頭言》
・横山英信「『賢治学+(プラス)』第四集に寄せて」 [3-4頁]
(《目次》 [5-6頁])
《特集「宮沢トシ没後百年」》
・〈報告〉宮沢賢治いわて学センター第三回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」(木村直弘) [8-10頁]
・〈総評〉宮沢賢治いわて学センター第三回シンポジウム「宮沢トシ没後百年」(佐藤竜一) [11-12頁]
*《講演①》「新たに浮かびあがるトシ像」(山根知子) [13-34頁]
*《講演②》「「自省録(宮澤トシ)」をめぐる十論点──研究者としての特徴の明示を出発点として──」(望月善次) [35-46頁]
*シンポジウム「宮沢トシ没後一〇〇年」
・《ディスカッション》(司会:佐藤竜一、シンポジスト:山根知子、望月善次) [47-58頁]
*《関連論文》「宮沢トシ「自省録」の文体」(大野眞男) [59-75頁]
《岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会より》
・中村安宏「「即身仏」の思想──湯殿山と羽黒山の対立、神仏分離、及び岩手との関係を手がかりに──」 [78-100頁]
・岡田浩行「天使表象と同期する雪童子──大正期童話雑誌の圏域における「水仙月の四日」──」 [101-119頁]
・船越亮佑「宮沢賢治「やまなし」の視覚化について──教科書・絵本・漫画を例に──」 [120-133頁]
・大野眞男「宮沢賢治「山男もの」童話の土俗的背景」 [134-154頁]
・黄 毓倫「「銀河鉄道の夜」の台湾閩南語訳──失われつつある「母語」(mother tongue)の記憶を辿って──」 [155-168頁]
・岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会のこれまで [169-173頁]
《フォーラム「賢治学」》
〈エッセイ〉
・周 異夫「人びとの賢治」 [176-180頁]
・土屋直人「3・11のなかの教師と宮澤賢治」 [181-187頁]
・齋藤雅典「自筆教材絵図の土壌微生物に関わる図について」 [188-198頁]
・谷口義明「宮沢賢治のエネルギー観」 [199-223頁]
・井澤賢隆「宮澤賢治の詩を歌う」 [224-232頁]
〈論文〉
・早川恭只「宮沢賢治の「やまなし」をめぐる食に関する一考察」 [233-249頁]
《フォーラム「いわて学」》
〈エッセイ〉
・金野吉晃「曙光──夜明げの為が泣くだぁぃよな氣もす──」 [250-259頁]
〈論文〉
・家井美千子「盛岡藩における『十和田山』伝説を記すテキストについて」 [260-276頁]
・木村直弘「時報チャイムの音風景──《花巻市民の歌》と《盛岡市民歌》をめぐって──」 [277-317頁]
・小野澤章子「岩手・盛岡の演劇──「演劇活動」と「演劇鑑賞活動」の両面からみたその社会的特徴」 [318-332頁]
〈編集後記〉 (木村直弘) [333-334頁]