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刊行物

『賢治学+(プラス)』第1集(岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター編)

特 集: 啄木・賢治・光太郎を〈書く〉
編 集: 岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター
単行本: 192ページ ソフトカバー A5版
出版社: 杜陵高速印刷出版部
ISBN: 978-4-88781-140-9 C1091
発行日: 2021/06/20
定 価: 1400円+税

【目次】

《巻頭言》
・横山英信「『賢治学+(プラス)』第一集に寄せて」 [3-4頁]

《特集「啄木・賢治・光太郎を〈書く〉」》
・(解題:木村直弘)[8頁]
・書作品1〜9(「石川啄木を〈書く〉」) [9-13頁]
・書作品10〜18(「高村光太郎を〈書く〉」) [13-17頁]
・書作品19〜30(「宮沢賢治を〈書く〉」) [18-23頁]
・玉澤友基「全国大学書道学会会員書作展平成二十八年度(岩手大会)に寄せられた書作品について」 [24頁]
・久保田陽子「岩手の音」 [25-28頁]

《岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会より》
・栗原文子「大正六年、宮古測候所と賢治」 [30-33頁]
・岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター研究会のこれまで [34-35頁]

《フォーラム「賢治学」》
〈エッセイ〉
・伊藤春樹「舞えといわれて踊りだす、詠えといわれて叫びだす──宮沢賢治のパーフォーマティヴな言葉たち──」 [38-46頁]
・谷口義明「プレシオスの鎖の解き方」 [47-58頁]
・モニカ・ハムチュック(髙橋 愛 訳)「宮沢賢治の世界との束の間の出会い」 [59-63頁]
・脇野 博「飯豊村の宮澤賢治講演会」 [64-67頁]
〈評論〉
・岡村民夫「『愁いの王─宮澤賢治─』論」 [68-78頁]
・加倉井厚夫「書評 谷口義明著『天文学者が解説する宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅』──「銀河鉄道の夜」から始まる天文学・物理学への誘い──」 [79-83頁]
・砂山 稔「構大樹『宮沢賢治はなぜ教科書に掲載され続けるのか』を読む──近十年の賢治研究の中で──」 [84-89頁]
〈論文〉
・阿部宏慈「けらと岩頸──絶えざる生成としての賢治的テクストの特性をめぐって──」 [90-104頁]
・木村直弘「精神物理学的アプローチとしての〈心象スケッチ〉──フェヒネル著『死後の生活』から「或る心理学的な仕事の仕度」へ──」 [105-143頁]

《フォーラム「いわて学」》
〈エッセイ〉
・野坂幸弘「若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』の愉しみ」 [146-152頁]
・豊泉 豪「詩歌文学館の二〇二〇年──立ち上がれ!ことば、いまこそ──」 [153-158頁]
〈論文〉
・塩谷昌弘「外岡秀俊『北帰行』論──あるいは、日常としての「啄木」論──」 [159-174頁]

・木村直弘「改めて〈賢治学〉とは何か──編集後記にかえて──」 [175-187頁]