メニュー

刊行物

『賢治学』第6輯(岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター編)

特 集:宮澤賢治得業論文100年
編 集:岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター
単行本: 244ページ ソフトカバー A5版
出版社: 杜陵高速印刷出版部
ISBN: 978-4-88781-135-5 C1091
発行日: 2019/07/12
定 価: 1600円+税

【目次】

*巻頭カラー写真 宮澤賢治得業論文「腐植質中ノ無機成分ノ植物ニ対スル価値」  [3-26頁]
・山本昭彦「第6輯に寄せて」 [27-28頁]

《特集 宮澤賢治得業論文100年》
*宮澤賢治得業論文「腐植質中ノ無機成分ノ植物ニ対スル価値」活字化資料(翻字と注記:小島聡子) [32-39頁]
・伊藤菊一「宮澤賢治の得業論文を読む」 [40-83頁]
・城戸朱理×佐藤通雅×照井 翠「鼎談「賢治詩歌のこころを語る──岩手出身の詩人・歌人・俳人の立場から」──」(宮澤賢治卒業100年記念・岩手大学地域創生フォーラム「イーハトーブの学び舎から」より) [84-109頁]

《コラム それぞれの賢治》
・小林直之「哲学者と小説家の「不満」──滝浦静雄と伊坂幸太郎にみる賢治像──」 [112-117頁]
・佐藤桃花「警察[サツ]回りの記者、宮沢賢治を再読する」 [118-121頁]
・大内秀明「宮澤賢治と高橋秀松──二人の友情と「産業組合」──」 [122-127頁]
・栗原文子「画家・松本竣介の心象絵画──賢治へのオマージュか、作品『ニコライ堂の横の道』──」 [128-132頁]
・田中成行「『虔十公園林』と今を生きる「一人の作者」としての我々の課題」 [133-144頁]

《宮澤賢治センター研究例会より》
・プラット・アブラハム・ジョージ「賢治作品に見られる自己犠牲・自己否定および隣人愛の概念について」 [146-159頁]
・吉田重滿「映画『愁いの王──宮澤賢治──』」 [160-164頁]

《フォーラム「賢治学」》
・増田エレーナ「ロシアにおける宮澤賢治文学の受容の現状と今後」 [166-172頁]
・松元季久代「『グスコーブドリの伝記』と冷害気象学の矛盾考──「火山局員の犠牲」の二重映像──」 [173-200頁]
・木村直弘「宮澤賢治における西洋近代美学受容研究序説──〈思索メモ5〉を端緒として──」 [201-225頁]
・小野 浩 「宮沢賢治と草野心平──出会えなかった10年間〈幻の花巻行〉──」 [226-240頁]

・編集後記 [241頁]

『賢治学』第6輯チラシPDF