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催し物

岩手大学人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター 第16回研究会(=旧・岩手大学宮澤賢治センター第121回定例研究会)(2022.12.22)

定例研究会

名 称: 岩手大学人文社会科学部 宮沢賢治いわて学センター 第16回研究会
(旧・岩手大学宮澤賢治センター第121回定例研究会)
日 時: 2022(令和4)年12月22日(木)17:00~18:00
会 場: 岩手大学学生センターA棟1階G19教室 & オンライン(WebExウェビナー使用)
講 師: エリック・ブノワ 氏(ボルドー・モンテーニュ大学教授/フランス文学)
     中里 まき子 氏(岩手大学人文社会科学部准教授/フランス文学)
演 題: 高村光太郎と宮沢賢治の喪のエクリチュール:『智恵子抄』仏訳体験に触れながら
司 会: 山本昭彦(本学名誉教授/当センター連携研究員)
参会者: 会場9名+オンライン52名

【発表要旨】
 発表者二人が共同で出版した高村光太郎『智恵子抄』の仏訳書(TAKAMURA Kôtarô, Poèmes à Chieko, traduit du japonais par NAKAZATO Makiko (avec la collaboration d’Éric BENOIT), Presses Universitaires de Bordeaux, 2021)をめぐって、フランス語訳を試みた動機(光太郎のフランス留学、東日本大震災、等)に言及した後、同書所収の「樹下の二人」と「案内」を紹介し、発表全体の導入とした。
 続くブノワ氏の講話 « La neige, le citron, et la rose (Miyazawa Kenji, Takamura Kôtarô, et Georges Bataille) »「雪、レモン、そして薔薇(宮沢賢治、高村光太郎、ジョルジュ・バタイユ)」では、愛する女性たちの臨終の場面を綴るテクストの比較検討がなされた。宮沢賢治の「永訣の朝」と「松の針」における雪、高村光太郎「レモン哀歌」のレモン、ジョルジュ・バタイユの日記に描かれた薔薇について、色彩、匂い、感触といった物質的側面や象徴的意味合いが論じられた。

 

岩手大学人文社会科学部宮沢賢治いわて学センター第16回研究会チラシPDF