特 集: 盛岡と賢治の思い出
編 集: 岩手大学宮澤賢治センター
単行本: 194ページ ソフトカバー A5版
出版社: 東海大学出版部
ISBN: 978-4-486-02068-4 C1091
発行日: 2015/06/16
定 価: 1600円+税
【目次】
・山本昭彦「第2輯に寄せて」 [iii-iv頁]
《特集 盛岡と賢治の思い出》
・武田純一「盛岡高等農林学校と宮澤賢治」 [2-13頁]
・岡村民夫「「ポラーノの広場」の競馬場 賢治郊外学のために」 [14-21頁]
・佐藤竜一「タッピング一家と宮沢賢治」 [22-28頁]
・吉見正信「宮沢賢治と本多静六の接点──新資料が発見された経緯から──」 [29-36頁]
・石田紘子「深沢省三・深沢紅子と宮沢賢治の接点」 [37-41頁]
《コラム それぞれの賢治》
・向山三樹「賢治と嘉内 二人の友情と理想を現在に活かす アザリア記念会」 [44-50頁]
・佐藤 亨「宮沢賢治と『遠野物語』」 [51-56頁]
・赤田秀子「霧を食べて成長するサルオガセ」 [57-60頁]
・中路正恒「宮沢賢治の贈与の問題──狂騒と計算」 [61-63頁]
・松本 隆「賢治が愛した南昌山と藤原健次郎──「銀河鉄道の夜」の舞台は南昌山──」 [64-75頁]
・大伊和雄「高師小僧と中等鉱物教科書」 [76-80頁]
・郡司直衛「賢治との出会い」 [81-89頁]
《宮澤賢治センター研究例会より》
・森 義真「宮沢賢治と平泉」 [92-103頁]
・加藤碵一「賢治の「西域」とは? その地的背景を探る」 [104-122頁]
・大内秀明「ウィリアム・モリスから宮沢賢治へ 」 [123-129頁]
《フォーラム「賢治学」》
・野坂幸弘「【書評】鏑木蓮『賢治の推理手帳1 イーハトーブ探偵ながれたりげにながれたり』(光文社文庫 二〇一四年五月刊)」 [132-140頁]
・荻原桂子「宮沢賢治のコンステレーション──『銀河鉄道の夜』の異空間──」 [141-160頁]
・木村直弘「〈神々の火花〉としての〈ケンタウルスの露〉──冨田勲《イーハトーブ交響曲》が根ざすもの──」 [161-190頁]
・編集後記 [191-192頁]