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刊行物

『賢治学』第3輯

特 集: 越境する賢治
編 集: 岩手大学宮澤賢治センター
単行本: 264ページ ソフトカバー A5版
出版社: 東海大学出版部
ISBN: 978-4-486-02109-4 C1091
発行日: 2016/06/20
定 価: 1600円+税

【目次】
・山本昭彦「第3輯に寄せて」 [iii-iv頁]

《特集 越境する賢治》
・近藤健史「宮澤賢治の南洋諸島ポナペ島への手紙──成瀬金太郎に贈った「竜のはなし」──」 [2-19頁]
・森 三紗「森荘已池と「風大哥」考」 [20-26頁]
・佐藤竜一「宮沢賢治の夢を育んだエスペラントと「雨ニモマケズ」」 [27-31頁]
・木村直弘「イーハトヴの音は越境できるか──宮澤賢治《セロ弾きのゴーシュ》におけるオノマトペの中国語訳をめぐって──」 [32-72頁]
・木村直弘「【解題】海外における賢治文学受容の現状と今後 」 [74-81頁]
・萩原孝雄「米国での賢治文学受容の現状と今後の可能性」 [82-106頁]
・黄 育紅「中国における賢治文学受容の現状と今後の可能性」 [107-110頁]
・プラット・アブラハム・ジョージ「インドにおける賢治文学の受容と今後の可能性について」 [111-120頁]
・ヘレン・キルパトリック 「オーストラリアにおける賢治文学の役割と今後の展望について」 [121-125頁]
・グェン・ド・アン・ニェン「ベトナムにおける賢治文学の受容と今後の可能性について」 [126-132頁]
・朴 鍾振「 韓国における宮沢賢治作品の受容」 [133-140頁]
・佐々木ボグナ「ポーランドと賢治文学──受容、関連、そして今後の可能性について──」 [141-143頁]
・マリア・エレナ・ティシ「イタリアにおける賢治文学の受容と今後の可能性について」 [144-148頁]
・アミーラ・サイード・アリィー・ユースフ「エジプト人から見た宮澤賢治の少年小説の可能性──エジプトにおける賢治児童文学の受容の端緒として──」 [149-155頁]
・黃 毓倫「台湾における賢治文学の受容と今後の可能性について」 [156-139頁]

《コラム それぞれの賢治》
・郡司直衛「小岩井農場物語」 [162-168頁]
・大伊和雄「宮澤賢治の伊勢湾・三河湾周航」 [169-174頁]
・藤野正孝「東北砕石工場から「石と賢治のミュージアム」へ」 [175-181頁]
・暁方ミセイ「心象スケッチ・リターン」 [182-185頁]
・鈴木仁也「宮澤賢治作品を朗読する」 [186-191頁]

《宮澤賢治センター研究例会より》
・城守 寛「宮澤賢治と植物」 [194-207頁]
・藤井 茂「新渡戸稲造と宮沢賢治──比較から見えてくる二人の関係──」 [208-224頁]

《フォーラム「賢治学」》
・蟹澤聰史「宮澤賢治のイーハトーブ作品と最近の北上山地に関する地質情報──賢治にささげる新しい地球像──」 [226-233頁]
・中村一基「賢治童話絵本化の試み」 [234-256頁]
・島村 輝「「心」をとらえる「ことば」、「ことば」をつたえる「曲」」 [257-260頁]

・編集後記 [261-262頁]

 

 

『賢治学』第3輯表紙画像